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ボッチャ体験会実施~地域の皆さんと協働して~
文章・写真提供: 渋谷ファンイン
私共が活動を行っている渋谷区では、パラ競技を盛んにしていこうという動きがあり、数年前には渋谷区の企画でボッチャ体験会が行われ、子供たちにも好評でした。自分たちでも(ボッチャ体験会を)やってみたいと思い、子どもゆめ基金の助成活動として企画しました。
ボッチャは接触プレイが無いため、コロナ禍の中でも取り組み易いスポーツです。チームプレイですが、その場で集まったメンバーでチームを組むことが出来、人の輪を作れる点も魅力です。
今回は、地域のスポーツ推進委員の方がボッチャの講習会を行っているとの話を聞き、上原地域のスポーツ推進委員の方に講師を依頼しました。
さらに、区内他地域の青少年対策地区委員会が、年明けにボッチャ体験を企画しているとの話を聞き、練習を兼ねてお手伝いをして欲しいとお願いしたところ、快諾頂くことができました。
スポーツ推進委員はもともとスポーツ指導に長けている上、ポッチャ講習も既に何度も経験しているとのことで、子供たちも楽しく、しっかり指導して頂けました。特にアイスブレイクは見習うべきものがありました。
子供への指導経験が豊富な地域人材を中心に運営出来たことで、子供たちの満足度もとても高く、充実した体験会とすることが出来ました。
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体験会やワークショップでは「良い講師役にお願い出来るか」が成功の鍵となると思います。
私達は、地域の子供たちを地域の大人が育て見守る、という意味からも、講師役は出来るだけ地域人材にお願いしたいと考え、青少年対策地区委員、町会、小中学校の行事等に出来るだけ参加し、人脈を広げるようにしています。
今回の活動では、地域の繋がりの中で、子供たちに楽しい体験を提供できました。
地域の色々な行事、人材について、アンテナを高くしていることが、私たちの活動を支えていると思います。
取組み団体概要
団体名称 渋谷ファンイン 設立年月 1998年4月 団体連絡先 MAIL: pxm03705@nifty.com(菱倉 真理) 設立の経緯 1998年度に居場所づくりを始め、1999年度に地域の有志が係わるようになり「渋谷ファンィン」が誕生。2000年度より渋谷区内の活動拠点を合計7地区に拡大し、渋谷ファンィンとなった。2003年度より渋谷区の委託事業となる。2004-2006年度は文部科学省の子どもの居場所づくり新プラン「地域こども教室推進事業」の委託を受けて活動。 目 的 地域との関わりの中で、子ども達がさまざまな交流体験が出来る場、居場所を作っていく。 構 成 役員計11名の民生児童委員、青少年委員、元PTA会長などを中心としている。60代50代中心。他に実働担当として30代20代の協力者も活動に参加。