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自然体験を通した自立に向けた障害児への認知教育活動
記事提供:(特非)YouaFamilyClub 障害者・児家庭自立支援
障害児ボランティア活動を続ける中で、実体験の中で、”今!その時”への介入がいかに大切かを学びました。
手探りで始めた本活動ですが、普段の生活の中で自己肯定感を無くしている子供たちに、褒められる成功体験や、出来た感を感じる場を提供できており、子供とご家族共々明るく変化させ続けています。初めての日はどの子もうつむき加減でしたが、今では堂々と胸を張り、自信を持ち歩く姿は大きな成果の一つと言えましょう。
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私たちの活動には常時同行して下さる医師がおります。キャンプでは、全体の健康管理と万が一の時の病院同行をお願いしています。簡単なケガはその場で対応して頂けています。
医師に健康管理を任せられるおかげで、指導員が安心してプログラムに集中できることは活動にとって大きなメリットだと感じています。
ある夏のキャンプでは、熱中症になりかけていたところを適切に処置してもらうことができました。外はカラカラの猛暑で、なんとなくだるく、昼食の後に外へ出るのも億劫な気温でした。数名の子供たちは、目を閉じてソファーに横たわっていました。
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そんな中、食事内容から塩分摂取量の判断をしつつ、ウォーターピッチャーを片手に、子供たちの様子を見回わり、水をどんどん飲ませて下さいました。また、寝そべっている子供たちには、横に座り「ゆっくり中に居れば良いよ」と優しく言葉掛けして下さいました。
指導員や保護者には、汗をかいていないことや、唇や背中の乾きが熱中症のサインだと教えて下さいました。
そのような働きかけがあったからこそ、何事もなく無事全員キャンプから帰還出来ました。
他にも、夜のミーティングの際には、医師と意見交換することで、医学的な見解に触れることができて知識が増え、指導員達の障がいのある参加者への見方が変わりました。
また、キャンプ終了後に、子供を迎えに来た保護者からの医学的な質問(例えば投薬やてんかん等)に対して、医師にその場で応答していただけることで、保護者の方へ目に見える障がい以外の原因があるという理解を促すことができています。
取組み団体概要
団体名称 (特非)YouaFamilyClub 障害者・児家庭自立支援 設立年月 2004年12月27日 団体HP URL http://www.youclubr-guitar.sakura.ne.jp 団体連絡先 youclubr@guitar.ocn.ne.jp 設立の経緯 自己選択・自己決定の大切さ、視点や方法を変えることで解決していく、成功体験は生きる力だと伝え続け、そしてアンガーマネージメントである心(怒り)を収められることも重要です。生きる上で大切な部分を伝えていく活動を継続したい、良き理解者を増やしていきたいという思いから法人設立致しました。 目 的 障害者・児及びその家族に対して、教育や認知などの啓蒙に関する事業を行い、障害者・児に対する自立支援に寄与することを目的としています。 構 成 理事5人、監事1人 -