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他団体との交流で得られるもの
文章・写真提供:NPO法人 あさかプレーパークの会
「黒目川プレーパーク」は市街地にありながら自然体験ができるプレーパークとして、団体の活動開始時から実施してきた事業です。毎年好評で、いろいろな助成金を受けながら現在まで継続しています。
開催にあたっては遊び場を見守るプレ―リーダーの人件費等、資金の確保が必要で、これまでいくつかの助成金を利用してきました。その中で「コープみらいの助成金」は2回までとの制約はありながら、事業に必要な経費がほぼ全額賄えること、地元への広報の協力が得られそうだということで、応募を決めたものです。幸い2年続けて助成を受けられました。
その中で、当市に転入したての人たちから「川でこんなふうに遊べるなんて知らなかった。」との声が聞かれ、黒目川プレーパークが地元を知ってもらう好機となっていることに気づきました。
加えて、川の生き物採取に「黒目川に親しむ会」の方の協力を得ることで、参加者の興味を大きく喚起でき、私たちにも新たな学びとなりました。それらの成果が明確になったことで、次の年には同じコープみらい「地域かがやき大賞」に応募、受賞することができました。
その後は、子どもゆめ基金から助成を受け、現在に至っています。
また、コープみらいの助成事業では毎年事業実施団体の交流会があり、近隣地区の任意団体、NPO法人と、お互いの事業について情報交換ができます。
事業内容は様々ながら、各地域の問題を感じての活動は参考になることが多く、違う分野の話しから自分の活動の弱点が見えることもあります。実際私たちも、多言語支援の話しから、外国籍のプレーパーク参加者への配慮がこれまでできていなかったことに気づき、対策を講じようと動けました。
活動の様子
取組み団体概要
団体名称 NPO法人 あさかプレーパークの会 設立年月 2004年11月 団体HP URL https://app.45web.net/ 団体連絡先 MAIL:asakaboukennasobiba@gmail.com 設立の経緯 朝霞市内にも子どもが自分達の思いのままに遊べる「プレーパーク」が欲しいと、地域住民で団体を立ち上げ、プレーパークを運営しています。 目 的 市の中心部にある朝霞の森で月5日間の「あさかの森プレーパーク」、週1回の未就園児向け「トカイナカ」、その他「黒目川プレーパーク」、市内公園での移動型プレーパークを、プレーリーダーの見守り、遊び環境管理の元開催しています。 構 成 33人の会員のうち女性22人、男性11人。半数が幼児、小学生の親で30~40歳代。残りがそれ以上の世代。