親子の笑顔がはじける活動を目指して

文章提供:特定非営利活動法人 あそび子育て研究協会

 

 あそび子育て研究協会は、2003年にNPO法人になってから、20年を迎えようとしています。環境が変わり、人間本来の育ちのための機会や経験が著しく減ってきている現代の子育て。子どもにも大人にも興味深く、楽しいあそびを提供しようと、2017年度に【親子でいろいろ体験あそび】を企画し、子どもゆめ基金に応募しました。

 初年度は、まずたくさんの親子にこの企画を興味を持ってもらえるよう、企画会議を重ねました。会員全員があそび子育てインストラクターですので、アイデアが豊富です。

 チラシには、シンボルとなる写真を中央に配置して、目に留まるチラシにしました。市の教育委員会、子育て支援課、地元新聞社の後援もいただき、チラシに記載しました。募集記事も記載してもらいました。

 幼稚園、保育園、放課後児童クラブ、親子が集まりそうなカフェ、小児科、公民館の家庭教育学級などに足を運んで配布しました。
 私共の普段の活動に信頼を得ている上で受け取ってもらったチラシからの参加は多かったです。

 SNSの情報は、最近の子育て世代の家族にはとても有効です。フォローしていると楽しい情報が得られると評判で、折々でフォローのお願いをしていました。新規企画の情報も逐一アップして、募集開始や必要事項などをSNSに載せたり、定員の残り数をお知らせして参加を促しました。

 様々な工夫を広報や募集にしたことで、早い時点で参加者が定員に達し、活動を安定して行うことができました。
継続参加されている方からは、

「一家族だけではなかなか出来ない体験なので、企画を毎年楽しみにしています。」

「家族であそびに行く時の場所が増えました!」

など、アンケートからも好評を得ています。
これからも、親子の笑顔がはじける企画を展開し、活動を重ねていこうと思います。

活動の様子

取組み団体概要

団体名 特定非営利活動法人 あそび子育て研究協会
設立年月 2003年4月10日    
団体HP URL http://asobiken.amebaownd.com
団体連絡先 TEL:0545-62-5898
設立の経緯 静岡県子育てサークル育成アドバイザーの有志が、2000年9月にあそび子育て研究協会を設立、子育て支援を主活動として活動開始。
目 的 都市化・核家族化の進行により孤立し、不安や悩みを抱える子育て家庭に対し、子育ての具体的な方法の指導・親同士の交流・あそび子育てインストラクターの養成などにより、子育て家庭の不安や悩みを解消し、会員相互の研鑽及び研修を行う。
構 成

会員総数85名 【この事業に関わるメンバー 東部支部人数20名】

(全員あそび子育てインストラクター、主婦、自営業者など30代から60代の女性)