「逃走中」は子供たちに大人気!

文章・写真提供:一般社団法人 SCATTO

 

 家族や同年代の友達との交流をスポーツを通して図ることを計画しているなかで、いかに楽しく、参加したい、と思う内容にするのかを考えた中から、『逃走中』をイメージした企画を組み入れました。

 体育館をファストエリア、獲得エリア、ミッションエリアの3つのエリアに仕切り、フロアの両端は開放し自由に移動ができるようにしました。

【ファストエリアでミッションを聞く参加者と体育館の仕切り】

【獲得エリアでツールを獲得する参加者】

 ファストエリアは安全、獲得エリアでミッションに必要な用具(マーカー、ボール、メダル等)をゲットし、ミッションエリアでミッションクリアできる仕組としました。

 獲得エリアでは複数の小さなパーティションによりハンターから隠れる部分を作りました。仕切りやパーテーションといった隠れる部分がワクワクのポイントです。ハンターは大人がサングラスをかけて正面のみを監視しながら歩行し(ファストエリアには入れない)参加者を発見次第ダッシュをして背中タッチで捕獲としました。

ファストエリアで参加者にミッションを伝え、数分単位で次のミッションに変化させました。ミッションクリアでポイントを与え、最終生存者にもポイントを与えるなどしました。捕獲者も復活ミッションを別にクリアすれば開放としました。 

一気に突き進む子、用心深く隠れながら進む子などがおり、ドキドキ感が伝わってきました。

 友達と連携してハンターから逃れたり、ミッションの内容を理解しながら効率よくクリアしたりする子など多彩で、ハンターに追われることで運動量も豊富であり、判断力も養われる内容となりました。

 イベントが終わった後には満足そうな子どもの顔が印象的で、またやりたいという声が聞かれました。参加者目線の企画が重要だと感じました。

取組み団体概要

団体名称 一般社団法人 SCATTO
設立年月 2017年3月
団体HP URL https://www.scatto.club/
団体連絡先

住所:大阪府羽曳野市南古市1-5-8

電話:090-1717-3966 (井指 様)

設立の経緯 子どもの陸上クラブとスポーツの集いという組織を統合して、総合型地域スポーツクラブとして活動する目的で設立
目的 地域の人々(子どもから大人)にスポーツを行える機会と提供するため、小学生陸上クラブ(羽曳野RC、SCATTO太子、SCATTO富田林)、陸上教室、マラソン教室(大人)、スポーツの集い(子ども、大人、障がい者)、バスケット教室(小学生、中学生)等を開催している
構成 指導者は、7名(男性4名、女性3名)(40代3名、50代3名、60代1名)
専任は代表のみ 会社員、保育士、主婦